沖縄は仕事がない!こんなイメージありますよね。
沖縄に移住する予定だけど、仕事が見つかるか不安…
沖縄に住んでみたいけど、仕事がないなら諦めようかな…
こんな風に悩んで、移住に踏み出せない方もいるんじゃないでしょうか?
仕事に対する不安って移住前はどうしてもありますよね。
ちなみに私たちも、めちゃめちゃ悩んでました(笑)
ですが!
この不安が軽くなると、沖縄移住へのハードルがグッと下がるし、移住後の生活も気楽に楽しめるようになります!
今回の記事では、
沖縄の「仕事」事情のリアルと、求人が多いオススメの職種についてご紹介します!
①沖縄って仕事はどのくらいあるの??リアルな実情
②エリアごとの求人数の差
③通勤範囲はどのくらい?
④求人が多い職種3選
まず最初に、仕事がないんじゃないか?と思っている方へお伝えしたいことは、
ただし、沖縄での就職活動はたしかに厳しい・・・
沖縄の現状について、詳しくご説明します!
沖縄って仕事はどのくらいあるの??リアルな実情
まずは、どうして沖縄は「仕事がない」「仕事がなかなか見つからない」と言われているのか?
その理由からご説明します!
求職者の方が多い…沖縄の現状
みなさんは、有効求人倍率ってご存知でしょうか??
沖縄の仕事探しの大変さは、この有効求人倍率が物語っています。
求人倍率
求職者に対する求人数の割合をいい、「新規求人数」を「新規求職申込件数」で除して得た「新規求人倍率」と、「月間有効求人数」を「月間有効求職者数」で除して得た「有効求人倍率」の2種類がある。
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計):集計結果(用語の解説)」https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/114-1_yougo.html
例えば、「有効求人倍率が1.25倍」の場合、
仕事を探している人100人に対して、125人分の仕事があるということです。
数字が1倍以上なら、仕事が見つかりやすい状況ということですね!
では実際、沖縄の有効求人倍率はどのくらいなのか??
沖縄労働局のホームページによると、
2021年12月(最新)の時点で、0.82倍
仕事を探している人100人に対して、82人分の仕事しかないということです。
残る18人になってしまわないか怖い…
同じ月の全国平均が1.16倍なので、かなり低い数字ということがわかります。
実際に、この数字は47都道府県の中で最下位・・・
この結果だけでも、沖縄の就職活動がいかに厳しいかがわかっていただけたかなと思います。
こんな話を聞くとより不安になってしまったかもしれませんが、
ここでみなさんに私たちからアドバイス!
詳しくご説明します!
求人数はエリアごとにかなり違う!
沖縄の求人数は、エリアごとにだいぶ差があります!
特に、ダントツで求人が多い地域が、那覇!
ほんと、ダントツです。
エリアで言うと、南部が1番多い!
沖縄県の求人が多く載っている求人サイトで検索したところ、
南部:4728件
中部:2669件
北部:782件
南部に関しては、那覇が2402件を占めています。
他のサイトで調べても、このくらい差がありました。
この結果の通り、
南部(特に那覇)で探せば、仕事は探しやすくなります。
逆に北部に住みたいと思っている方は、仕事探しは苦戦してしまうかも・・・
沖縄で働く人の通勤範囲は広い!
ゆいレールのある那覇周辺でない限り、車移動が中心となる沖縄。
沖縄では、車で40分~1時間かけて通勤するなんてのは当たり前!
例えば、
北部エリアの「名護市」に住んでいる人にとっては、中部エリアの「沖縄市」も通勤圏内になるんだとか!
高速を使って40分かかります。
聞いた時はビックリしましたが、
たしかに電車で1時間かけて通勤してたなあなんて思い返すと、時間はそこまで変わらないんですよね。
なので、これから仕事を探す人にオススメしたいのが、
探す範囲を広げるだけで、求人数が増えるので見つかりやすくなります!
次に、気になる「お金」のはなし。
沖縄の給料って実際どのくらいなのか?
気になりますよね。ここも要チェックです!
沖縄の給料ってどのくらい??
沖縄の平均年収
厚生労働省のホームページによると、
沖縄県の平均年収:251.3千円
全国:307.7千円
東京:379.0千円
大阪:332.2千円
全国平均や、東京・大阪などの地域と比べてみると、かなり低いことがわかります。
沖縄の最低賃金
沖縄労働局のホームページによると、
令和4年2月時点の最低賃金は820円!
これは、47都道府県の中でも最下位です。。
この情報からもわかるように、
沖縄の企業で働くと、ほぼ確実に給料は落ちると考えた方が良いと思います。
今と同じ給料で探すのはかなり大変です…。
こんな理由もあって、本土の会社に勤めながら沖縄でリモートワークをする人も多いです。
リモートワークうらやましい。。
そうは言っても、
私たちのように仕事を辞めて沖縄移住をする方もたくさんいらっしゃると思います!
そんな方に向けて、沖縄で求人が多いオススメの職種を3つご紹介します!
求人が多い=探しやすいし、決まりやすい!
早めに仕事を見つけたい方は必見です!
求人が多い職種3選
まずは沖縄県の職種別有効求人倍率の表を見てみて下さい。
この中から、
求人が多い職種を3つご紹介します!
①医療・福祉(保育士・看護師・介護士)
保育士・看護師・介護士は、沖縄県でも人手不足に悩まされています。
上の図を見てもわかるように、
医療・福祉などの専門的職業は、有効求人倍率が「1.59倍」と高い数字になっています。
特に沖縄は子供の人数が多く、「保育士」が足りず困っているのが現状です。
どこも保育士を欲しがっているので、求人はかなり多い!
移住支援(渡航費助成など)も充実しています!
看護師や介護士も、保育士ほどではないですが、やはり人手不足でよく求人が出ています。
資格が必要な職種というのも影響しているようです。
②観光業(ホテルスタッフ、飲食店、マリンスタッフ)
沖縄は有名な観光地ということもあり、観光業が盛んです!
観光客向けのサービス業がたくさんあるので、
ホテルや飲食店の求人をよく見かけます。
観光業は、コロナの影響でピーク時よりも求人は減りましたが、最近また増え始めているので狙い目です!
沖縄ならではの、マリン系の仕事も充実しています。
マリン系の仕事は、ダイビングショップやマリンアクティビティのスタッフなどがあります。
海が好きな方にはもってこいな仕事ですね!
リゾートバイトなんかも沖縄はかなり多い!
短期で募集していたり、住むところを用意してくれるところもあるので、お試し移住にも最適です。
求人サイト「アルファリゾート」
アルファリゾートは、リゾートバイト専門の求人サイト!
寮費・水道光熱費無料・食事付だから一定期間にお金が貯まるのが最大のメリット!
10代から40代まで幅広い世代の方を対象としていて、
「離島で働きたい!」「 働きながら趣味やスポーツを満喫したい!」「都会の喧騒を忘れてリフレッシュしたい!」人には最適です。
③土木・建設業
建設業の求人も多く、有効求人倍率は「1.47倍」と高い数字です。
沖縄の強い日差しの中で仕事をしなければならないので、求職者が少ないのかもしれません。
実際にハローワークの方も、「建設業の求人は多い」と言っていました。
求人が多い職種もあれば、逆に少ない職種もあります。。
その中でも、ダントツで求人が少ない職種をご紹介します!
逆に、求人が少ない職種
それは、事務職!
意外に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
事務職への就職はかなり厳しい状況です…!
特に女性に人気の職種で、毎年たくさんの人が事務系の仕事を探しているそうですが、
就職先を見つけるのはかなり大変・・・
ハローワークの方いわく、
事務職で探すなら、就職活動は長引くと思っておいた方がいい。
とのことでした。。
実際に有効求人倍率も「0.44倍」とかなり低い…!
どうしても事務の仕事がしたい方は、覚悟した方が良いと思います。。
私も興味がありましたが、断念しました…
まとめ
今回の記事の内容をおおまかにまとめると、
- 沖縄は仕事がないイメージがあるが、選ばなければある!
- 全体的に求人数は少ないので、就職活動は難航する可能性大
- 給料は安い
- エリアごとに求人数はかなり差がある
沖縄での仕事探しに不安がある人は、
・求人数が多い南部エリア、那覇周辺が仕事を見つけやすい
・通勤範囲を広げて探してみる
・求人が多い職種「医療・福祉」「観光業」「土木・建設業」を探してみる
この3つも検討すると良いと思います!
ぜひ参考にして下さい♪
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